子どもが外出や相談に負担を感じているとき、保護者が先に話を聞いてもらう方法を検討できます。保護者だけで利用できるかは窓口ごとに確認してください。このガイドでは、子どもへの伝え方と、学校との連絡・情報共有を整理します。窓口の選び方や予約の文例は最初の相談の準備をご覧ください。
急いで安全を確保する必要があるとき:生命・身体に差し迫った危険がある場合は、通常の予約やメール返信を待たず119(救急)・110(警察)などへ連絡してください。子どもの悩みについては、子どもや保護者等を対象とする24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310/公式案内)が夜間・休日を含めて相談を受け付けています。緊急出動を依頼する番号ではなく、接続を保証するものでもありません。SOSダイヤルの番号・対象は2026年10月3日に公式案内の本文を確認しました。
子どもへの伝え方を相談する
「あなたを学校に戻すため」ではなく、「私もどう支えたらよいか、話を聞いてもらいたい」など、保護者自身が相談する理由を整理できます。必ず同じ言い方が合うとは限らないため、本人の受け止め方が心配なら相談担当へ尋ねてください。
本人が話したくないことを無理に聞き出したり、相談の場へ連れて行ったりすることを急がなくても大丈夫です。本人の意向と、保護者自身の休養や支援も大切にできます。
情報共有の範囲を先に聞く
保護者自身の困りごとを話すことと、子どもの詳しい情報を他の人へ共有することは分けて考えられます。予約時や相談の初めに、次の点を尋ねてください。
- 話した内容は誰が記録し、学校や他の機関の誰へ伝わるのか。
- 本人や家庭への確認はどのように行われるのか。
- 共有してほしくない内容について、どう相談すればよいのか。
- 安全に関わる状況など、通常とは異なる情報共有が必要になる例外はあるか。
これらは編集部の確認例であり、窓口の対応や秘密保持を一律に保証するものではありません。「絶対に誰にも伝わらない」と本人に約束する前に、相談先の説明を聞きましょう。
学校との連絡を無理なく続けるためのメモ
表が画面に収まらないときは、横にスクロールできます。キーボードではTabキーで表に移動し、左右の矢印キーで動かせます。
| 項目 | 話し合う例 |
|---|---|
| 連絡する担当者 | 担任、学年担当、相談担当など誰を窓口にするか |
| 連絡する頻度 | 毎日の電話が負担なら、別の頻度・方法を相談できるか |
| 共有する内容 | 学習や生活の状況のうち、必要な範囲は何か |
| 本人への連絡 | 直接電話・訪問する前に家庭へ相談してもらえるか |
| 状況が変わったとき | どこへ連絡し、支援の方法をいつ見直すか |
相談で話したことをすべて一度に実行する必要はありません。「決まったこと」「まだ決めていないこと」「次に確認する担当者」を分けてメモすると、連絡の行き違いを整理できます。連絡方法や頻度の変更は、学校と相談して決めてください。
次の相談先を探す
地域の相談窓口 / 最初の相談の準備 / 高校生の不登校の相談
窓口には子ども専用の電話や、学校経由で申し込む相談もあります。地域、対象年齢、保護者だけの利用、費用・予約方法は個別に確認しましょう。
通える場所を探す段階になったら、教育支援センターとフリースクールの違いや見学チェックリストも参考になります。すぐに利用先を決めることを目標にしなくても構いません。
参照した公式ページと、このガイドの位置づけ
- 文部科学省:不登校児童生徒への支援の在り方について(2019年10月25日通知):1(4)の家庭への支援、2(1)の情報共有と個人情報への留意、3(4)の保護者への支援を参照。
- 文部科学省:24時間子供SOSダイヤルについて:番号・対象・夜間休日の相談体制を参照。
2026年10月3日に上記の本文を確認しました。伝え方やメモはみちくさ編集部による例示であり、公式通知の引用や個別窓口の利用条件ではありません。機関への直接問い合わせによる確認ではありません。